打瀬舟建造プロジェクト
         


■ 趣旨

豊かで美しい東京湾を目指し、その活動を多くの市民・東京湾の流域人口3千万の人々に広げる為にも見た目の美しいシンボル的な打瀬漁の復活は必要であると感じます。

東京湾でも昭和40年頃までは千葉県・検見川/浦安、東京都・羽田、神奈川県・子安等のアマモ場で帆をあげ潮風を受けて海上を滑るように網を引く「藻エビ漁」として打瀬舟を使った打瀬漁が盛んでした。その後、高度成長期とともに干潟の干拓・埋め立てにより藻場が消失しこの伝統的な漁は衰退し消滅しました。日本の中で漁業として成り立っているのは北海道・野付湾の打瀬が現存しています。又、観光を含めた場合は熊本県・芦北町や茨城県・霞ヶ浦には残っています。野付の打瀬漁の場合は漁業資源保護の一因である藻場を守る事も重要とされていることが特長です。 近年、全国各地で資源保護や生態系維持の目的で藻場の保全・再生活動が市民や行政の下で盛んに行われるようになってきました。東京湾内でも横浜を中心として活動する市民・行政が一体となった「金沢八景−東京湾アマモ再生会議」等が藻場再生に成功しています。

藻場保全・再生の他にも打瀬舟建造には下記の目的も含まれます。そのひとつは、素晴らしい「日本の伝統」木造船技術を有する舟大工の技術継承です。現在のままでは消えていくばかりの技を打瀬舟を今建造する事により記録し、新しい舟大工を生む為にも伝統的な技法を伝えなければならないという事です。しかし、単なる復元ではなく見た目は美しい姿を残しながら最先端の技術(知恵)を取り入れるのも次世代が建造することを考慮して必要と考えます。
 
そして重要なのは木造の舟を作るには手入れされた森が必要であるという事です。
森林の保全は豊かな海を育みます。そして健全な森林は保水力も高く、自然災害を防ぐ効果もあります。さらに微量ですが二酸化炭素固定にも役立ち動力に関しても海ゴミを利用したバイオ燃料等を導入し地球に優しい技術を積極的に取り入れることも重要です。そして将来この漁が見直された時は海の資源保護と森林の保全に役立つと信じます。日本の水産自給率は50%程度と低迷している。それらをも含め、多くの子供達や市民を対象にし、打瀬漁体験を通して問題や課題に対処するための、環境・海洋教育に役立つと信じています。

打瀬舟をシンボルに森林の保全、藻場の再生、舟大工の技術継承さらに環境・海洋教育を通じ、豊かな海、美しい東京湾を目指します。

 概案・設立趣意書一口舟主申込書一括ダウンロード【PDFファイル 6ページ】 
(概要をまとめたファイルです。参加前にご一読ください)

 新聞掲載記事【PDFファイル 4ページ】 



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